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夜想曲第21番 (ショパン) : ウィキペディア日本語版 | 夜想曲第21番 (ショパン)[やそうきょくだい21ばん]
フレデリック・ショパンの夜想曲第21番ハ短調(遺作)は晩年の作品。クリスティナ・コビラニスカによる作品番号リストではKK IVb-8、モーリス・ブラウンによる作品番号ではBI 108。 ==概要== 作曲者の死から89年経った、1938年に出版された。作曲年代は諸説あり、初期から中期にかけての作品という鑑定もなされたが、自筆譜の状態などから最晩年の1848年頃とほぼ見なされている。ロスチャイルド家が自筆譜を所有していた。最晩年の作らしく、気力の衰えが感じられ、速度記号や発想記号、強弱が全く書き込まれていない。推敲できないままに終わったスケッチと見なされている。現在自筆譜はパリ国立図書館に所蔵されている。 演奏記号なし(パデレフスキ版ではアンダンテ・ソステヌート)、4分の4拍子、複合二部形式。左手の広い音域の伴奏上に、マジャール音階を移した進行のメロディが流れるが、このメロディは後半では再現されない。随所に7度のパッセージをいれて単調さを避けている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夜想曲第21番 (ショパン)」の詳細全文を読む
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